メンズ注目!今押さえておきたいカバーオールの話
こんにちは、イラストレーター&ドラムプレイヤーのアキヤです。
外出自粛によりお洒落ができず悶々とした日々を送っております筆者ではありますが、皆様はどのような事をしてステイホーム期間をお過ごしでしょうか?
私は最近ブランドのアクセサリーラインを作るべくシルバーリング製作に着手したり、アニメーションの製作をしたりと創作意欲を爆発させております。
さてステイホーム週間ではあるけれどお洒落の話がしたい!
ならば少し先の出番にはなるけれどライトアウターの大定番であるカバーオールの話をさせていただきましょう。
という事でまずはそもそもカバーオールとはのお話から。
カバーオールとは?
この名前を聞いてオーバーオールを連想した方は少なくないのではないでしょうか?
それとも赤ちゃんのお洋服を思い浮かべたでしょうか。
カバーオールとはシャツジャケット型のアウターの総称で生地はデニムやヒッコリー、ダック地の物が主流です。
このコラムを読んでくださっている方は使用素材でピンと来たかもしれませんが一昔前までは作業着としてとして使われ、ワークジャケットというと大体はこれを指します。
ちなみに・・・
カバーオールというのは和製英語で、英語の『Coverall』本来の意味は日本で言う”ツナギ(全身を覆う作業着)”のことを指します。
カバーオールの特徴
素材は前記した通りですが、ウールやナイロンの混紡生地を使用されたものも見られます。
⒈全体のシルエット
丈はジャケット丈(腰骨下くらい)のものが主で、身幅は古着では広いものが多いですが現在販売されているものは時代に合わせ細身のシルエットのものもよく見られます。
筆者は古着が好きなので広い身幅の野暮ったいシルエットが大好きです。
タイトルではメンズ必見とは書きましたが、勿論女性がビッグシルエットのオーバージャケットとしてコーディネートするのも可愛いですよね◎
2.ポケット
胸と両脇にポケットがついているのはジャケットアウターとして定番ですが、両脇ポケットの口が斜めではなく上についた胸ポケットと同じスクエア状の外付けポケットであるということが最大の特徴と言えるでしょう。
これは斜め口のものだと工具などが落ちやすいというのと、作業着は大量生産&低コストに重きを置かれていたので外付けのスクエアポケットは生産スピードと個人の作業能力に差が出にくいという点で主流になったと推測できます。
これはミリタリーのアイテムにも共通して見られる点ですね。
オススメのカバーオール“Sears(シアーズ )”の話
ここからは数あるブランドの中から厳選に厳選を重ね筆者がオススメしたいカバーオールを1つだけ紹介させていただきます。
それがタイトルにもある“sears(シアーズ)”というブランド。
sears(シアーズ)とは?
アメリカを拠点に欧米各所に展開された百貨店で「全米で最も成功した流通大手企業」とも言われるほど有名な企業がsearsです。
そのsearsがプライベートブランドとして展開しているものの一つにカバーオールがあるのですが、それがまた無骨でTHE アメカジといった風合いがヴィンテージというのも相まってとても良い雰囲気を醸し出しているのです。
友人から譲って貰い、念願叶って手に入れた約60年前のヴィンテージカバーオールです。
まずシルエットですがかなり大きく、ジャケットというよりほぼコートですね。
これはやはり海外サイズであり、農作業や土木作業をする方は体が大きい傾向にあるためこういったサイズになったようです。
そして年代によっても細身出会ったり太かったりと差があるのですが60年代のものは70年代のものに比べてかなり野暮ったいシルエットになっています。
襟をコーデュロイに切り替えることにより服内部に風が入り込む事と首の保温性を高め、動きの邪魔にならないという利便性もワークウェアらしいポイントです。
こちらのタグがついている右側のポケットは2つに部屋が分かれていて、1つがペンやドライバーを入れる用の細い部屋、もう一つが上ではなく横に口がある部屋。
このポケットはカバーオールを始めとしたワークジャケット、特にヴィンテージの物によく付いている懐中時計を入れる用のポケットなんです。
こういったちょっとしたところに時代を感じさせられますね。
そしてこの特徴的な裏地、ブランケット生地になっているため保温性は抜群です。
薄く軽やかでありながら秋冬であっても難なく使用出来るのはこのブランケット地のおかげです。
この花のような刻印がされたボタン、あえてロゴではないところが何ともかわいらしいと思いませんか。
素材は色からの予想ですが銅が使われているようで、それも珍しい点ですね。
また着た時の何とも言えないシルエットの野暮ったさがsearsにしかないオススメポイントです。
写真では伝わりずらい着てこそわかる雰囲気の良さなので、ぜひこれはご自身でお確かめいただきたく思います。
まとめ
カジュアル嗜好のファッションを好む方にはぜひ1着持っていただきたいカバーオール。
かなり使い回しが効くので通年お使いいただけます。
丈の短いものなら冬はコートの下に着ていただくことも◎
今年は夏をめいいっぱい楽しめるかも怪しくなってまいりましたので秋に向けて照準を合わせていくのも良いかもしれませんね。
それでは本日はここら辺で。
今回もお読みいただきありがとうございます。
これからの時期オススメのアイテムはこちら
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